芸能考察

恋ダンス、派遣切り、高齢童貞、パロディー…「逃げ恥」絶好調の要因

 今回、世界的人気ユニットのBABYMETALやPerfumeの振り付けで知られるMIKIKO氏の切れ味鋭いダンスは、第1話終了後から反響を呼んだことから、TBSは動画サイト「YouTube」でフルバージョンを公開。再生回数は5千万回を突破した。那須田氏は「切ない終わり方もあるが、『面白かった。来週もまた見よう』という気持ちになってほしかった」と、その意図を説明する。

 星野の所属レコード会社も、一般の人が音源を使って踊った恋ダンスをYouTubeに公開することに関し、放送期間中に限って許可する気前よさで番組の盛り上げに一役買っている。

 元民放プロデューサーの同志社女子大・影山貴彦教授(メディアエンターテインメント論)は「契約結婚という新しい恋愛の形を、若い世代はパロディーを介して面白く感じることができ、上の世代は社会問題として捉えることができる。各層の琴線に触れる装置が埋め込まれている。それに、同性にも異性にも好かれる新垣さん、星野さんを主役に据えたことも成功の要因」と分析。恋ダンスについては「ダンスは身近な存在になったが、星野さんの曲が秀逸だからうまくいった。それに、あくまでドラマの副産物。本編がすばらしいから、ダンス人気につながった」と話している。