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「2代目兄さん」効果で100万人突破…USJの陰で孤軍奮闘する「ひらかたパーク」

 京阪電気鉄道が経営する遊園地「ひらかたパーク」(大阪府枚方市枚方公園町)は、大正元(1912)年に開園。前身の香里遊園地で行われていた菊人形展を枚方で開催したのが始まりだ。

 かつて、遊園地の多くは大手私鉄が鉄道の集客策として経営した。しかし、少子化や娯楽の多様化に加え、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの登場によって閉園が相次ぎ、いまでは数少ない遊園地のひとつになった。関西出身の中高年にとっては懐かしい「ひらかた大菊人形」も平成17年に閉幕している。

 「ひらパー」の愛称で呼ばれるようになったのは、大規模改装が行われた8年から。21年4月には、漫才師のブラックマヨネーズ・小杉竜一さんをイメージキャラクター「ひらパー兄さん」に起用し、人気を集めた。

 2代目「超(スーパー)ひらパー兄さん」に就任したのは、俳優としても活躍するV6の岡田准一さんだ。枚方市出身で、「子供の頃はヒーローショーをよく見にきていた」という。したがって正解は(2)。26年には、入園者数100万人突破の目標を掲げて園長に就任。「目隠しライド」などユニークな企画を打ち出し、見事園長の座を死守した。翌年は約116万人が来場。売り上げもここ数年、右肩上がりで伸びている。

 11月、その園長が就任3年目にして初めてファンの前に登場した1夜限りのイベントに参加した。

 京阪枚方公園駅から徒歩約3分。約15万平方メートルの広大な園内には40種類以上のアトラクションがあり、絶叫系マシンの木製コースターや大観覧車は電車の窓からも見える。