【主張】情報まとめサイト 送り手の責任極めて重い(1/2ページ) - 産経ニュース

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情報まとめサイト 送り手の責任極めて重い

 ネット上の情報をテーマ別に集めた「まとめサイト」で記事の掲載中止が相次いでいる。

 IT大手のディー・エヌ・エー(DeNA)が運営するサイトは、根拠のない記事を乱造する不適切なものだった。情報を扱う企業として責任を重く受け止め、再発防止を徹底すべきである。

 ネット上には玉石混交のさまざまな情報があふれている。まとめサイトは、それらの中から役立つ情報をテーマごとに集めるのが売り物で、「キュレーション(収集・分類)サイト」と呼ばれる。

 DeNAの場合、医療・健康情報を扱うサイトで記事の誤りなどの苦情が相次いだことから、発覚した。肩こりは「霊のしわざ」といった情報のほか、医師が書いたブログの文章に、誤った情報を書き加えた例もあったという。

 記事の多くは外部ライターに執筆させていた。他サイトの記事の表現を変え、転載するよう指示したマニュアルもあったという。

 サイトの閲覧数を上げるため、信憑(しんぴょう)性など気にせず、長文の記事を量産しようとした疑いも出ている。閲覧数が増えれば、掲載されるネット広告の収入が運営会社に多く入るためだ。

 守安功社長は「サービスの成長を追い求め、信頼できる情報を提供できていなかった」と謝罪し、運営する10種の情報サイトの休止を発表した。自ら信頼を損ねた影響は大きい。