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2020年東京五輪のサーフィンの競技会場が千葉県一宮町に正式決定したことを受け、会場となる同町東浪見にある釣ケ崎海岸で8日、祝賀イベントが開かれた。馬淵昌也町長ほか関係者、地元の小中学生やサーファーら約200人が集まり、「TOKYO2020サーフィン」と書かれたボードを掲げて気勢を上げた。
馬淵町長は「ようやく、ついに正式に決まりました。大変おめでとうございます。一宮の輝かしい歴史に新しい1ページが添えられました」とあいさつ。最後は拳を突き上げて「イエーイ」と叫び喜びを爆発させると、会場は拍手と笑い声であふれた。
共同で誘致活動を行ってきたいすみ市の太田洋市長は「本当に嬉しい。(選ばれたのは)市民、町民力、地域力、ロケーションのおかげだ」などと述べた。
NSA(日本サーフィン連盟)の千葉東支部の支部長、大海英一さん(48)は「1年を通し、サーフィンができない日はないのは千葉だけ。とりわけ釣ケ崎は波が出やすい」と説明した。遠浅な地形など地理的要因からみてもサーフィンに適した波が発生しやすいのだという。