自民党の二階俊博幹事長は7日、安倍晋三首相と民進党の蓮舫代表による初の党首討論について「さすが首相だ。答弁はしっかりしている、分かりやすいと褒めていただいた声が多かった。政治経歴からいっても、ひいき目に見なくても、差があるのは当然だ」と述べ、首相に軍配を上げた。その一方で蓮舫氏について「よくがんばっている」と持ち上げる余裕もみせた。
蓮舫氏が来年1月に再び党首討論を開催するよう首相に求めたことに関しては「時間があったらやればいい」と述べた。その上で「それまでにお勉強を積み重ねていただいてね。プーチン露大統領とか海外の話に飛ばずに、国内の問題、地に足の付いた議論を進めよう。国民の聞きたいこと、言いたいことというのは、いっぱいある」と蓮舫氏を皮肉った。