【加藤達也の虎穴に入らずんば】秘書官メモ「懲らしめてやる」 韓国政権が仕掛けた「産経・加藤」つぶしの心理戦(2/3ページ) - 産経ニュース

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加藤達也の虎穴に入らずんば

秘書官メモ「懲らしめてやる」 韓国政権が仕掛けた「産経・加藤」つぶしの心理戦

 メモは金秘書官自身の検討内容なのか、朴槿恵大統領ら上司からの指示なのか判然としないところも多い。ただし全体としては政権の意思がはっきりと伝わってくる。国家権力を総動員して産経・加藤をたたきつぶす-。何より、メモを見ながらあの夏のできごとを振り返ると、おおむね平仄(ひょうそく)が合うのである。

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 韓国政府が筆者を「法的責任を徹底的に追及する」と公言したころ、事態対処で本社から派遣された上司が、こんな体験をした。

 上司は仕事の関係者とソウルのロッテホテルで会った後、支局が入るビルまでタクシーに乗った。敷地内には複数のタクシーが待機していた。ホテルの配車係の案内に従ってそのうちの1台に乗り、後部座席に座った瞬間、運転手がいきなり日本語で「産経新聞悪いね。支局長も悪いよ」と口を開いた。

 上司の面会相手が目的地としてソウル支局が入る建物を伝えてはいたが、運転手は乗客が産経新聞の関係者だと知りようもない。偶然にしてはでき過ぎで上司は寒けを感じたが、弱みを見せられないと気を取り直し、ルームミラー越しに運転手をにらみ返した。