児童が石垣修復体験 洲本城跡で穴太衆が指導 - 産経ニュース

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児童が石垣修復体験 洲本城跡で穴太衆が指導

石垣の隙間に石を詰める作業を体験する小学生ら=洲本城跡
石垣の隙間に石を詰める作業を体験する小学生ら=洲本城跡

 国史跡の洲本城跡(洲本市)で3日、「みんなの手で洲本城を守ろう〜洲本城石積み体験〜」が開催され、市内の小学生が石垣の修復を体験した。

 市立淡路文化史料館が子供たちに城の歴史を知ってもらおうと開催し、小学生20人と保護者が参加。市教委文化財担当職員と洲本城跡を歩いて回りながら、「城ができた500年前には石垣がなく、400年くらい前に来た脇坂氏が石垣を作りました」などと説明を受けた。

 続いて現在修復作業中の東の丸水の手郭(くるわ)で、組み直した石垣の隙間を小さな石で埋める「間詰(まづめ)」という作業を体験。戦国時代から石垣を作ってきた滋賀県の穴太衆(あのうしゅう)15代目石工頭の粟田純徳さんらから教わりながら、石をハンマーで割るなどして隙間に合う石を詰めていった。粟田さんは「間詰は石の声を聞く第一歩。子供たちがこうした作業をするのはほかの自治体ではやっていないので、貴重な体験」と話していた。

 市立洲本第二小3年の山口慶さん(9)は「洲本城は石垣を後から作ったことも分かりました。石を割ったり、入れたりするのが面白い。簡単でした」と作業を楽しんでいた。