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東京五輪・パラリンピックのバレーボール会場計画見直しで、横浜市が「横浜アリーナ」活用案について「競技団体の意向を重視すべきだ」などとする文書を東京都に提出したことをめぐり、小池百合子知事は2日の定例会見で「私が目にしたのは昨日(1日)。担当の局に情報を上げるように指示した」と明かした。
文書は11月25日、担当の五輪・パラリンピック準備局に提出され、都、大会組織委員会などの4者の作業部会で、その内容が示された。29日の4者トップ級会合では、組織委の森喜朗会長が「横浜の方が迷惑していると聞いている」と指摘し、小池氏が「横浜市の方にも賛同していただいた」などと反論していた。
都幹部は「市の主張は以前から知事に伝えており、文書は従来の主張をまとめたものだった」と釈明。小池氏は会見で「書類そのものを見たのは昨日。横浜については、話をよく聞いている」とも語った。