原発避難先いじめ

担任教諭「響きの良さから安易に使った」 新潟 「菌」呼ばわり

 東京電力福島第1原発事故で福島県から新潟市に家族と自主避難している小学4年の男子児童がクラス内でいじめを受け、担任の40代男性教諭からも名前に「菌」を付けて呼ばれ、1週間以上も学校を休んでいることが2日、分かった。 同市教育委員会によると、男児は11月22日、担任から連絡ノートを手渡される際、「はい、○○菌さん」と声を掛けられたという。同日、男児の保護者が学校に電話し「もう学校に行けない。担任とも会いたくない」と児童が話したと相談。児童は祝日の23日をはさみ、24日から欠席を続けている。

 児童は17日、同級生からドッジボールを投げつけられたり、近くを通るなというそぶりをされるいじめを受けたりしていると、担任に相談。6月にも「黴菌(ばいきん)扱いをされて嫌だ」と担任に相談していた。

 学校や同市教委の聞き取りに担任は、11月中旬から「○○菌」と発言していたことを認めた。「黴菌のつもりで言ったわけではない。響きの良さから安易に使った」と釈明。「本人や両親に謝罪したい」と反省しているという。いじめの相談を6月に受けた際、学校に報告していなかった。

 男児が、複数の同級生から「○○菌」と言われていたことも確認された。

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