村上春樹さん新作、来春刊行へ 2千枚の本格長編 3年10カ月ぶりの長編小説

 新潮社は30日、作家、村上春樹さん(67)の新しい書き下ろし長編小説を来年2月に刊行する、と発表した。

 新潮社によると、この新作は原稿用紙約2千枚に上る本格長編で、全2冊となる。タイトルや内容、詳しい発売日については後日改めて発表するという。

 村上さんの長編小説としては平成25年4月に発売された「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(文芸春秋)以来3年10カ月ぶり。同作は発売7日目で、発行部数が100万部を突破する大ベストセラーとなった。

 また複数巻に及ぶ本格長編としては、21年5月から22年4月にかけて全3部が刊行された「1Q84」以来約7年ぶりとなる。

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