衝撃事件の核心

〝ぶっちゃけ〟SNSで「神対応」? 博多陥没スピード復旧にネットで市長称賛の声続々

異例のスピード復旧工事によって、陥没からわずか1週間で通行が再開された道路=11月15日午前9時22分、福岡市博多区(柿平博文撮影)
異例のスピード復旧工事によって、陥没からわずか1週間で通行が再開された道路=11月15日午前9時22分、福岡市博多区(柿平博文撮影)
その他の写真を見る (1/5枚)

繁華街を走る道路にぽっかりと空いた巨大な穴。あの衝撃的な映像を記憶している人は多いだろう。11月8日早朝、九州の玄関口であるJR博多駅(福岡市博多区)前の道路が突如陥没した事故。電気やガスなど地下のライフラインを破断し、復旧には当初、1カ月以上かかるという見方もあった。しかし24時間態勢で突貫工事が行われ、発生から1週間という異例のスピード復旧を実現させた。まだ原因究明や再発防止などの重要課題が残されているとはいえ、陥没の穴が日に日にふさがっていく様子は海外メディアでも驚きをもって報じられ、インターネットのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を駆使して進捗(しんちょく)状況などを細かく伝えた高島宗一郎市長には、「神対応」といった称賛の声が相次いだ。SNSの防災活用が改めて注目されそうだ。

反発から称賛へ…SNSが奏功

「ニュースよりわかりやすい」「すべてが神対応」

普段は何かと辛口の意見が多いネット上の掲示板に、陥没事故後の福岡市の対応については称賛の声が飛び交った。とりわけ、SNSのフェイスブックやブログで毎日、復旧工事の状況を伝えた高島市長には好意的なコメントが次々と書き込まれた。

事故直後の記者会見では、市が発注した市営地下鉄七隈線延伸工事が原因で事故が起きたとみられることについて「はらわたが煮えくり返っている」と発言。このときは、ネット上で「被害者が使う言葉だ」などと批判されたが、そうした反発の声もリアルタイムで復旧状況を伝えるうちにほとんど見られなくなった。