ひなちゃんパパの家族レシピ

スープ吸った車麩のもちっとした食感が絶品 タマネギの甘味、チーズのうまみもじんわり お麩のオニオングラタンスープ

お麩のオニオングラタンスープ
お麩のオニオングラタンスープ

「年末に近づくにつれて慌ただしくなるから、今年の大掃除は早めに始めようかしら」

ママがこう言い出しました。缶詰や乾物などの保存食も棚卸ししておかないとね。ストックを確認してみると、半端に残っているものがいくつかありました。その一つを手に取って、ひなちゃんが「これはドーナツですかぁ?」と聞きました。

「車輪に似た形をしたお麩(ふ)だから『車麩』というの。煮物が定番だけれど、洋風の料理にも使えるのよ」

江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が、パンの代わりに車麩を使うオニオングラタンスープの作り方を教えてくれました。

まずはタマネギを涙目になりながらできるだけ薄く切りました。バターで丁寧に炒めていくと、だんだんとかさが減って、しばらくするとあめ色というんでしょうか、茶色くなってきました。おいしい料理を作るには、時間と根気がいりますね。

「実は、炒める前に薄切りのタマネギを電子レンジで加熱すると、炒める時間が短縮できるの」と江上先生。タマネギを耐熱皿に広げてラップをかけ、電子レンジ(600ワット)で3分加熱するといいそうです。

ブイヨンを加えてコトコト煮たら1人分ずつ器に入れ、車麩を水で戻さずにそのままのせます。チーズを散らしてオーブンへ。こうばしいチーズの香りが食欲をそそります。