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レンジャースのダルビッシュ有投手(30)が今オフに行うトレーニングに、新たな日本選手の参加が決まった。その理由には、ダルビッシュの卓越した知識と理論による肉体面でのパワーアップだけではなく、情報面での利点があるようだ。
毎年12月に東京都内で行うダルビッシュの自主トレ。昨年は右肘のトミー・ジョン手術から復帰を目指す最初のオフとあって、もっぱらパワーアップに努め、メジャーの大男たちを上回るくらいの筋骨隆々、肉体美を披露した。
日本の一部評論家からは「投手としてよろしくない」という批判の声もあったが、全く意に介さず、さまざまな器具やサプリメントをフル活用して肉体改造に成功、「球速も手術前よりアップした上、コントロールがよくなり四球を与えるケースが減った」(地元紙「ダラス・モーニングニューズ」)。
手術から完全復活が目標となった今オフは、さらに効果的なトレーニングになることが期待される。
自主トレ開始にあたってダルビッシュは11月12日に自身のツイッターで、「このオフシーズンはトレーニング動画をあげていきたいと思っています。去年は基本大谷のみでしたが今年は選手を増やします。プロ野球好きな方、トレーニング好きな方、人間の方、是非フォローおねがいします」とツイート。
リツイートする形でファンから「(阪神の)藤浪投手にも教えてあげてください」と問われると、「参加予定です」とつぶやいた。
日本球界を代表する二刀流・大谷翔平(22)に加えて阪神のエース藤浪晋太郎(22)の合流で、ダルビッシュの自主トレは違った意味を持ち始めたといっていい。