異聞 北の大地

「エゾ富士」水源地に中国人専用ゴルフ場、洞爺湖畔に謎のリゾート計画…中国資本、国土を侵食

洞爺湖畔 謎のリゾート計画

 中国を拠点に不動産投資を展開する企業グループが約7万7千平方メートルの土地を買収した洞爺湖町月浦地区。

 約100億円を投入し、中国本土やマカオに住む富裕層や中間層を対象に、最大1500人を収容できる高級宿泊施設を中心とする大規模リゾートを開発するという。

 だが買収、開発話は、地元には寝耳に水。町や洞爺湖温泉観光協会の担当者は「土地の買収や開発計画は新聞報道で初めて知った。地元には、開発内容の説明がなかったし、いまだにない。何を考えているのか、方針が分からない」と憤りを隠さない。

 しかも、買収された月浦地区は国立公園特別地域で、開発行為は法律で制限されており、開発するには環境省と北海道に許認可申請をしなければならない。だが、「許認可を受けたという話は聞いていない」と町の担当者。

 「このまま、無計画に開発されれば、環境破壊に繋がる危険性がある」(温泉協会の担当者)という不安も出ている。

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