問題の裏側

東京・吉祥寺の保育園反対運動は住民エゴなのか 「高慢」「子供施設が嫌いな人々」といわれた住民たちは…

 一方、市議の1人は産経新聞の取材に対し、事業者に問題点がないわけではないと前置きしつつ「保育の経験が豊富な人材と雇用契約をすでに結んでおり、保育コンサルタントまで経営に関与することを約束している」として「(吉祥寺東町の計画は)市役所がフラフラしているからこうなった」と市の姿勢を批判した。

 どの報道にも触れられていないが、実は反対運動の先頭に立っている70代の女性は9月27日に陳情書を市議会に提出している。

 陳情書の表題は「『平井医院跡地』市有地及び南町3丁目市有地などを活用し、『緊急待機児童解消に向けて、公募選定での地域から信頼の置ける事業者による認可保育所設置』を求めることに関する陳情」。

 陳情は今月21日に同市の文教委員会で継続審議となったが、陳情書にある2つの代替地のうち「平井医院跡地」(吉祥寺東町1丁目)は、反対運動の先頭に立っていた女性宅の目と鼻の先にあるのだ。

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