問題の裏側

東京・吉祥寺の保育園反対運動は住民エゴなのか 「高慢」「子供施設が嫌いな人々」といわれた住民たちは…

 保育園の増設を働きかけていたある市議は「コミュニティの大切さは分かるが、子供施設が嫌いとなると、そのコミュニティって何なんだと思ってしまう今日このごろ」とツイッターに投稿した。

 また、ヤフー知恵袋などにも「吉祥寺で住民の反対で保育園ができなくなりました。私の中ではエゴだらけで住みたくない街に変わりました」などと匿名で書き込まれた。

 週刊誌「女性自身」も「育児ママは働くな、ってことですか」「小池都知事に武蔵野市の反旗」と題して、東京都が承認したにもかかわらず、事業計画をつぶされたというトーンで掲載した。

 現地は「宮本小路」という早稲田通りと五日市街道を結ぶ道で、一方通行で幅員5メートルほどの道路。細道は交通量が少ないのが普通だが、この規模の道としては、宮本小路は都内でもかなりの交通量がある。

 地元住民約20人はまずこれを問題視した。一方通行で、幅が5メートルの道に園児を送迎する車を止めたらどうなるか、ということだ。武蔵野市交通対策課によると、平成27年2月時の統計で1日約2200台の交通量があるという。

 また、地元住民らは事業者に保育園を運営する経験がないことも問題視し、具体的に法的な問題点も挙げて反対した。

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