坂戸の母親絞殺 無職長男、起訴内容認める 検察「強い殺意」

 昨年3月に坂戸市柳町の自宅で母親の首を絞めて殺害したとして、殺人の罪に問われた長男の無職、宮沢正志被告(52)の裁判員裁判初公判が21日、さいたま地裁(松原里美裁判長)であり、宮沢被告は「(間違い)ありません」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、宮沢被告が生活態度などを注意されたことに腹を立て、ベルトで窒息するまで首を絞めたとし、「強い殺意を持った犯行で、動機が身勝手」と指摘した。

 弁護側は、宮沢被告が「いわゆる躁鬱病(そううつびょう)になっても社会復帰しようとデイケアに通い、母親とも食事や温泉に行くなどしていた」と説明し、犯行に至った原因は躁と鬱が繰り返し現われる双極性障害の影響が強かったと主張した。

 起訴状によると平成27年3月29日、自宅で母親の無職、真千子さん=当時(75)=の首をベルトで絞め、窒息死させたとしている。

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