子育て介護・研究に配分 政府、予算編成方針案示す - 産経ニュース

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子育て介護・研究に配分 政府、予算編成方針案示す

 政府の「平成29年度予算編成の基本方針」案が21日、明らかになった。企業の成長力強化のための研究開発や、子育て、介護など重要な政策課題に予算を措置する「メリハリの効いた予算編成を目指す」と明記。日銀の金融緩和だけではデフレ脱却が難しくなっていることを念頭に、「金融政策に成長志向の財政政策をうまく組み合わせることに留意する」ともした。

 同日の自民党の政調全体会議で示された。今後、与党による検討を経て、政府の経済財政諮問会議が25日に安倍晋三首相へ答申し、29日に閣議決定する。

 同案では、前年に続き「経済再生なくして財政健全化なし」を掲げ、名目国内総生産(GDP)600兆円と32年度の財政健全化目標の両方の達成を目指すと強調。

 地方創生、女性活躍など政策を総動員してデフレ脱却を確実にし、子育て、介護の環境整備などを通じて将来不安を払拭、潜在成長率を高めるとした。

 歳出改革は「経済・財政再生計画」を踏まえ、予算全般にわたって「聖域なき徹底した見直しを推進する」と指摘。「ワイズスペンディング(賢い支出)」の観点から、公共サービスの「産業化」や「イノベーション(技術革新)」を進めるとした。