世界よ、これが福岡だ 陥没早期復旧、海外でも報道

 JR博多駅前で起きた大規模陥没事故の復旧の早さに世界が驚愕し、激賞している。

 英高級紙ガーディアンは15日付(電子版)で「巨大な陥没が1週間で復旧」と大見出しを掲げ、「日本人はその特徴である目を見張る技術と効率の良さで48時間後には、ほぼ穴をふさいでいた」と伝えた。

 このスピードを「東日本大震災での道路復旧作業を思い起こさせる」とし、「陥没以前より30倍の強度を高めた」との高島宗一郎・福岡市長の話も紹介した。

 ドイツ大衆紙ビルトは16日付紙面の1面で、JR博多駅前の道路大規模陥没事故が発生した8日と、通行が再開した15日の現場の写真を並べて掲載し「作業員がわずかな日数で修復させた」と報じた。

 ビルトは復旧作業と、不備が相次ぎオープンが延期されているベルリン・ブランデンブルク国際空港の現状を比較して日本との違いを嘆いた。

 フランスのAFP通信も15日、「作業員らの不眠不休の努力であっという間に復旧した」と伝えた。

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