「休眠預金」活用法案 臨時国会成立の公算 衆院委で可決

 金融機関に預けて10年以上出し入れのない「休眠預金」を民間の公益活動に活用する法案が18日、衆院財務金融委員会で自民、公明、民進などの賛成多数で可決された。来週にも衆院を通過し、今臨時国会で成立する公算が大きい。

 休眠預金の持ち主は死亡したり行方不明になったりした人や、口座を開設して長期間放置している一般の預金者も多いとみられる。

 金融機関では毎年、1千億円程度の休眠預金が発生。預金者からの申し出による払い戻し分を除いても、500億〜600億円が活用できるという。

 これを金融機関から預金保険機構に移し、政府が指定する団体を通じて民間団体に配分する。社会福祉分野をはじめ、公共性の高い活動に充てられる。

 休眠預金の活用は英国や韓国で先行事例があり、日本では旧民主党政権時代から議論が始まっていた。