映画「聖の青春」 伝説の棋士の死闘を熱演(1/2ページ) - 産経ニュース

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映画「聖の青春」 伝説の棋士の死闘を熱演

映画「聖の青春」 伝説の棋士の死闘を熱演
映画「聖の青春」 伝説の棋士の死闘を熱演
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 29歳で亡くなった実在の棋士、村山聖(さとし)の生涯を描いた「聖の青春」(森義隆監督)が19日、全国公開される。病を押して将棋に懸ける村山と、その前に立ちふさがる天才棋士、羽生善治棋聖の戦いを、松山ケンイチ(31)と東出昌大(28)が熱演。勝負師同士の死闘を描いた秀作となった。(岡本耕治)

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 平成9年。ネフローゼという腎臓の病を抱えたまま、将棋の名人位を目指す村山(松山)は、偉業の七冠を達成した羽生(東出)に勝つことに全力を挙げる。しかし、村山の体は、がんにむしばまれ…。

 原作は、大崎善生のノンフィクション。松山は、村山役を自ら切望した。

 「同じ年頃で亡くなった村山さんの純粋さに心を打たれた。限界を超えて没頭できる役を探していたので、ぜひやりたいと思いました」と語る。

 羽生棋聖のファンだった東出は「役も台本も素晴らしかった。監督から『松山君は20キロ体重を増やして役を作った。お前も羽生を作ってみろ』と言われた。その熱気がうれしかったですね」という。

 幼い頃から入退院を繰り返し、時間のすべてを将棋に注いできた村山。痛みや発熱を押して一手を繰り出す村山を、松山が鬼気迫る演技で表現した。