サッカー日本代表

どんなに実績があろうと「定位置」はない! ハリル監督の「勝負手」が実る

【サッカー日本代表】どんなに実績があろうと「定位置」はない! ハリル監督の「勝負手」が実る
【サッカー日本代表】どんなに実績があろうと「定位置」はない! ハリル監督の「勝負手」が実る
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 勝ち点3が必須となった今年最後のヤマ場で、ハリルホジッチ監督の「勝負手」が実った。W杯予選で主力を務めてきた本田、香川、岡崎をスタメンから外した一方、11日のオマーン戦で活躍した大迫や清武を先発起用し、結果につなげた。

 「躊躇(ちゅうちょ)なく、よりよい選手を(先発に)選んだ。本当に大きな勝利だ」と指揮官は喜びをかみしめた。

 センターフォワードに入った大迫が前線でボールを収め、トップ下の清武がピッチを所狭しと走った。原口と久保の左右FWも足を止めなかったことが、前半終了間際のPKにつながった。ベテランの経験値も生かし、後半開始から本田、香川、岡崎と次々に「ジョーカー」として起用した。後半35分の2点目は、長友や香川らの能力が生き、選手起用の幅は広がった。

 実績があろうと、これで定位置はなくなった。大迫は「若い僕らがもっとやらないといけない」と主力を担う自覚を口にした。古参組では主将の長谷部が「新たな競争が出ている。明日はわが身」と武者震いした。チーム内で本格的なイスとり合戦が始まった。

 最終予選は半分の5試合を終了。日本は3勝1分け1敗の勝ち点10で折り返した。次戦まで4カ月ほど間がある。「(代表候補の選手は)55人ぐらいいる。代表に入りたければ、好調を維持しなければならない」。指揮官も競争の号砲を鳴らした。(小川寛太)

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