NHKが東京裁判をドラマ化 「人は戦争を裁けるか」 ネットフリックスで20言語海外配信

NHKが東京裁判をドラマ化 「人は戦争を裁けるか」 ネットフリックスで20言語海外配信
NHKが東京裁判をドラマ化 「人は戦争を裁けるか」 ネットフリックスで20言語海外配信
その他の写真を見る (1/3枚)

 NHKは16日、東京裁判を題材にしたNHKスペシャル「ドラマ 東京裁判〜人は戦争を裁けるか〜」全4話を12月12〜15日(午後10時25分)に総合テレビで放送し、米動画配信大手のネットフリックスが放送日から世界20言語で海外にも配信すると発表した。NHKとオランダ、カナダ両国の制作会社の国際共同制作で、NHKが企画・原案と歴史的事実の精査を担当したという。

 NHKは「人は戦争を裁くことができるか、という厳しい問いに向き合った男たちが繰り広げる、緊迫感あふれるヒューマンドラマ」と説明。NHKが世界各地の公文書館や関係者に取材し、原案を作成した。判事役は判事の母国出身の俳優が演じ、日本人では、ドイツ文学者で評論家の竹山道雄を、映画監督で俳優の塚本晋也さんが演じる。せりふは英語で、日本での放送では日本語吹き替え。

 NHKは東京裁判を題材に選んだ理由について、「日本の戦後史上、極めて重要な出来事で、最近になってニュルンベルク裁判と並び、国際法の戦後の発展に影響を与えた裁判として改めて注目を集めている。戦争のない世界の実現は今も世界共通の課題で、今日的なテーマとして考える上でも意義がある」と説明している。

 木田幸紀放送総局長は16日の記者会見で、番組を海外発信する狙いについて、「欧米で東京裁判はニュルンベルク裁判ほど知られていない。東京裁判の判事たちの苦悩を知ってもらうことには世界的な意味があるのではないか」と述べた。

会員限定記事会員サービス詳細