【健康カフェ(57)】インフルエンザ 12月中旬までにワクチン接種(2/2ページ) - 産経ニュース

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健康カフェ(57)

インフルエンザ 12月中旬までにワクチン接種

 インフルエンザの流行は毎年1〜3月ですが、ワクチンの効果が出現するまでに約2週間かかります。このため、12月中旬までの接種が勧められます。冒頭の患者さんにこうしたことを説明したところ、納得していただけたようで、ワクチンを接種されました。

 ときどき、「予防接種のせいでインフルエンザにかかった」と言って受診される方がいます。しかし、インフルエンザのワクチンは「不活化ワクチン」といって、ワクチンそのものに病原性がないので、ワクチン接種によってインフルエンザを発症することはありません。ただ、予防接種は免疫反応を起こすためのものなので、そのために発熱や関節痛、だるさが起こることがまれにあります。また、接種したタイミングでたまたま風邪をひくこともあります。そんなときは無理をせず、おとなしく休養するのが一番です。

 ただし、非常に強いだるさや手足の脱力感などの症状が続くようなら、医療機関に相談しましょう。(北原ライフサポートクリニック内科医 下島和弥)