日本維新の会の馬場伸幸幹事長は15日の記者会見で、民進党がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法案の審議入りに応じていないことについて「言動不一致の態度に大きな怒りを覚える。残念だ。一度は政権政党として日本のかじ取りをされたみなさんがいる政党とは、とても思えない」と厳しく批判した。
馬場氏は、超党派のIR議員連盟に35人の民進党所属議員が参加している点を指摘し、「推進する議員連盟に入っているのに法案を議論しない。どこが『提案型政党』なのか」とも述べた。
IR法案をめぐっては、15日の衆院内閣委員会理事懇談会で、自民党が16日の審議入りを提案したが、民進党が拒否した。