春高バレー青森大会

男子・弘前工×五所川原工 女子・弘前聖愛×青森西

 「春の高校バレー」として行われる第69回全日本バレーボール高校選手権大会の出場権をかけた県の予選会は12日、青森市のカクヒログループスタジアムで開幕し、男女の1回戦と準決勝合わせて12試合が行われた。男子は弘前工と五所川原工、女子は弘前学院聖愛と青森西が13日の決勝で対戦することが決まった。

 決勝は女子が午前10時、男子が正午から行われる予定。

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 ◆「サーブレシーブの練習成果出た」

 男子の準決勝は、五所川原工が優勝候補の一角、八戸工大一をストレートで下し、決勝進出を決めた。五所川原工は身長172センチのエース倉光駿(3年)の強打やサービスエースが決まり、主導権を握った。八戸工大一には5月の春季選手権、6月の県高校総体でともに準決勝で敗れている。セッターで主将の川浪晃輝(同)は「サーブレシーブの練習の成果が出た。雪辱を果たせて良かった」と振り返った。

 決勝の相手は強豪の弘前工。川浪泰浩監督は「相手は高いブロックと攻撃力がある。守りで粘って攻撃につなげたい」と健闘を誓った。

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 ◆弘前学院聖愛1年 帯川樹選手 巧みなトスでチームを牽引

 1年生ながらコンビバレーの司令塔として巧みなトス回しでチームを順当に決勝に導いた。それでも「今日は緊張して…。出来は50点ぐらい」と辛口の自己採点。裏を返せば、決して妥協を許さない姿勢の表れだ。

 バレーの名門、つがる市立稲垣小で1年からバレーを始め、稲垣中で東北大会優勝、全国でもセッターとしてベスト16入りに貢献、センスは折り紙付きだ。

 「その人の特徴と相手コートのスペースを見ながら、気持ち良くスパイクを打てるトスを心掛けています」と話すように、この日は何度も局面を打開する活躍を見せた。塚本正仁監督も「今日は要求の95%はできていた」と及第点を付けた。

 コート上ではもちろん先輩、後輩は関係ないが、姉の葵主将(3年)の話になると「頼りになる先輩です」と妹の顔に戻った。「仲の良い姉妹ですよ」とはチーム関係者。

 頂点まであと1勝。「優勝はもちろんですが、できるだけ長く先輩たちとバレーがしたい」。3年生に最高の花道を飾ってもらうために持ち前の明るさでチームを鼓舞する。(福田徳行)

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