米大統領にトランプ氏

「米現代史上、最悪の主要政党候補」と酷評も…大統領選予測外れ敗北の米メディア 反省の謝罪文掲載するも僅差で困難の弁解

 選挙予測に定評のある米バージニア大政治センター所長のラリー・サバト氏は7日の最終予測で、クリントン氏が322人、トランプ氏が216人で圧勝すると発表。結果を受けて9日、サイトに「われわれは間違えた」と謝罪文を掲載し、「『隠れトランプ支持者』の存在を低く見積もっているとの指摘を受けたが、それを信じなかった」と原因を挙げた。

 2012年の米大統領選の結果を正確に予測した統計分析サイト「ファイブサーティーエイト(538)」も最終予測でクリントン氏の勝率を71・4%とし、痛い目にあった。

 サイトを運営するネイト・シルバー氏は9日、「トランプ氏に投票した100人のうち1人がクリントン氏に投票していれば、クリントン氏が勝利する州が多く、選挙人が上回っていた」と分析。僅差の戦いだったことから、予測が難しかったと弁解した。

 クリントン、トランプ両氏のどちらを支持するかで意見が割れ、関係が悪化した夫婦もいた今回の大統領選。勤務先などで、表だって「トランプ氏を支持するとは言いづらい」と感じた人もいたとされる。こうした心理が誤算の一因になった側面もありそうだ。

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