千葉女性監禁

少女生き埋め初公判 「殺さないで」命ごいかまわず 被告、前日に穴掘り監禁準備

 この日法廷に現れた中野被告は、黒のスーツ上下に首もとまで伸びた長髪姿。あごひげを蓄え、公判中はほとんどうつむいたままだった。

 検察側の冒頭陳述では、中野被告が井出被告とともに、女性を埋めるために犯行日の前日から準備を行うなどの計画性が明らかとなった。

 また、女性が中野被告に対し「殺さないで」と命ごいしたのに対し、発覚を恐れて一気に土砂を埋めるなどの残虐性の一部始終を詳述した。

 弁護側は事実関係に争いはなく、情状面が争点となる。公判は集中して開かれ、判決は30日に言い渡される。

冒頭陳述要旨

【検察側】

 女性が友人から借りた卒業アルバムを返さないなどの理由で怒りを覚えた少女が、平成27年4月までに井出被告と犯行を計画。中野被告は女性と犯行まで面識がなく、友人の井出被告から犯行前夜に計画を持ちかけられ「殺してから運ぶのは重い」などと生き埋めを示唆した。

 犯行前夜、井出被告と酒々井町のホームセンターで結束バンド、粘着テープ、靴下を購入。芝山町に移動し、1人で女性を埋めるための穴を掘った。職場の人間関係のいらだちなどを解消したいがために、犯行への関与を決めた。