千葉県と東電、原発ADR案での和解合意へ

 福島第1原発事故に伴う損害賠償請求をめぐり、県は11日、原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)から示されていた「東電が県に対し約4770万円を支払う」とする内容の和解案について合意すると発表した。県は25日開会予定の12月定例県議会に和解についての議案を提出する方針。県によると、東電側もこの和解案に同意する意向を示しているという。

 県は昨年3月、事故に伴い平成23年度にかかった行政費の損害賠償として、約9821万円を東電側が支払うよう原発ADRに和解仲介を申し立てていた。このうち、約659万円は申し立て後に支払われている。和解案は9月30日付で示されており、県防災政策課の担当者は和解案に合意した理由について「おおむね県の主張が認められているため」と説明している。

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