【産経抄】トム・ハンクスさんが訴えていたそうだ…トランプ大統領でも大丈夫だ、と 11月10日(1/2ページ) - 産経ニュース

メインコンテンツ

産経抄

トム・ハンクスさんが訴えていたそうだ…トランプ大統領でも大丈夫だ、と 11月10日

 米映画『フォレスト・ガンプ』には、実在の有名人が何人も共演者として登場する。アラバマ州知事だったジョージ・ウォレス氏もその一人である。

 ▼1963年6月、アラバマ大学への黒人学生の入学を阻止するために、自ら州兵を率いて、大学の門に立ちはだかった。その時のニュース映像が、特殊な技術でストーリーに取り込まれていた。

 ▼米大統領選挙で、共和党のトランプ候補が旋風を巻き起こすなか、この人物にも再びスポットが当てられてきた。ウォレス氏は、人種差別発言を繰り返しながらも、中央政界の指導者たちを激しく批判し、白人の保守層に独特の人気を誇っていた。トランプ氏は、その政治スタイルを受け継ぐかのように、移民への反感を増幅させて、白人層を中心に支持を広げてきたからだ。

 ▼ウォレス氏は68年の大統領選では民主、共和の二大政党に対抗して、第三党の候補として、南部5州を確保した。もっとも次の選挙では、民主党から立候補して予備選で敗れる。対するトランプ氏はなんと、大方の専門家の予想を裏切って、大統領の座を射止めてしまった。