冷凍メンチ食中毒 O157、44人感染か 神奈川県、ルートの特定難航

冷凍メンチ食中毒 O157、44人感染か 神奈川県、ルートの特定難航
冷凍メンチ食中毒 O157、44人感染か 神奈川県、ルートの特定難航
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 平塚市の食品会社「肉の石川」が販売した冷凍メンチカツを食べ、腸管出血性大腸菌O157に感染した患者が県内で22人となったことが9日、分かった。感染の疑いも含めると計44人にのぼる。冷凍メンチカツを製造加工した静岡県沼津市の食品加工会社「タケフーズ」では現在まで製造工程に問題は見つかっておらず、感染ルートの特定が難航している。

県内18店舗で販売

 神奈川県生活衛生課によると、10月6〜20日ごろにかけて、相模原市と平塚市、秦野市のスーパー「イトーヨーカドー」3店舗で購入した冷凍メンチカツを食べた県内の1〜79歳の男女17人が腹痛や下痢といった食中毒症状を訴え、17日以降に医療機関から県保健福祉事務所にO157が検出されたとの届け出があった。

 その後の県の調査で冷凍メンチカツからO157が確認され、一部の患者の便から検出された菌と遺伝子パターンが一致したことから先月31日に公表。そのうち5〜8歳の男女児3人が重症となった。

 冷凍メンチカツは肉の石川の原材料を使ってタケフーズが製造加工、県内のイトーヨーカドー18店舗を含む26店舗に2010袋が納入されていた。イトーヨーカドーは別の賞味期限のものと合わせた3300袋の回収を進めている。