変わるコワーキングスペース 新たな公民館の役割担う

変わるコワーキングスペース 新たな公民館の役割担う
変わるコワーキングスペース 新たな公民館の役割担う
その他の写真を見る (1/2枚)

 仕事場を特定のオフィスに限定せず、パソコンなどを使って働く人が利用する「コワーキングスペース」。ビジネスというイメージが強いが、最近は地域の人たちが集う公民館のような役割を担うケースが増えている。商談に限らず、子供のそろばん教室やマージャン愛好家の集いなど新たなコミュニケーションの場として期待される。(木ノ下めぐみ)

第3の場所

 「こんばんは」「勉強頑張れよ」

 昨年6月に大阪府豊中市の一軒家を活用してオープンしたコワーキングスペース「ウミダス」では、そろばん教室が開かれている。スーツ姿の営業マンやプログラマーがパソコンやスマートフォンを手に仕事をするかたわら、そろばんを持って隣の部屋に入っていく児童らと次々にあいさつを交わす。

 同スペースを運営するのは「エッグレイ」の秦博雅代表(41)。システムエンジニアだったが、現在はお寺の副住職だ。寺に隣接し、かつて父の住職が塾などを開いていた建物を利用。ヨガ教室などが開ける和室や、商談やマージャンなどができる個室が7室ある。

 「自宅でも職場でもない第3の場として、住民が集まる公民館のような役割にしたかった」と秦さん。1時間200円か月額利用料を払えば、利用できる。

会員限定記事会員サービス詳細