オスプレイと陸自機の騒音比較調査 「大きな変化生じない」

騒音測定のため木更津市上空を飛行するオスプレイ=10月24日、千葉県木更津市の陸上自衛隊木更津駐屯地(大島悠亮撮影)
騒音測定のため木更津市上空を飛行するオスプレイ=10月24日、千葉県木更津市の陸上自衛隊木更津駐屯地(大島悠亮撮影)

 陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)で先月実施された米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイと陸自輸送機CH47JAの騒音比較調査について、防衛装備庁は8日、同駐屯地周辺の上空飛行時では「両機の騒音最大値は同程度」などとする調査結果をまとめ、木更津市に伝達した。

 この比較結果を受けて、木更津市は来年1月ごろから定期整備のためにオスプレイが飛来しても「周辺の騒音環境に大きな変化はない」と判断。同駐屯地周辺の安全や環境などに配慮した飛行運用について、米軍との協定を早急に締結できるよう防衛省に引き続き要請していく方針。

 騒音比較調査は10月24日、木更津市や同市議会の要請を受けて防衛装備庁が実施。調査では同駐屯地内の滑走路付近と約2キロ離れた木更津下水処理場、航空自衛隊木更津分屯基地の3カ所で各3回、両機の騒音レベルが測定された。

 防衛装備庁の発表などによると、オスプレイの飛行時(高度約270メートル)は、滑走路周辺で75デシベル▽同処理場で63〜69デシベル▽同分屯基地で62〜66デシベル-を観測。これに対し、CH47JAの飛行時(同約240メートル)は滑走路周辺で75〜77デシベル▽同処理場で71〜78デシベル▽同分屯基地で61〜64デシベル-だった。