囲碁

トップ棋士とソフトがハンデなしで初対局 「電王戦」三番勝負

囲碁電王戦三番勝負で対局する趙治勲名誉名人(右)と囲碁ソフト「Deep Zen Go」開発チームの加藤英樹代表=9日、東京都千代田区(伊藤洋一撮影)
囲碁電王戦三番勝負で対局する趙治勲名誉名人(右)と囲碁ソフト「Deep Zen Go」開発チームの加藤英樹代表=9日、東京都千代田区(伊藤洋一撮影)

 ドワンゴは9日、国内最強とされる囲碁ソフト「Deep Zen Go」と、歴代最多74タイトルの趙治勲名誉名人(60)が戦う「囲碁電王戦」三番勝負を行うと発表した。日本ではこれまで、ソフト側に有利な条件での対局はあったが、ハンデなしの対局は初めて。

 第1局は19日、第2局は20日、第3局は23日に実施。公式戦に使用される19路盤で実施する。

 発表会見に出席した趙名誉名人は「最近のソフトは相当強くなっている。負けるつもりはないが、新しいものに挑戦できる楽しみは多い」と意欲を語った。

 プロ棋士とソフトの対戦は今年3月、米グーグル傘下のベンチャー企業が開発した人工知能「アルファ碁」が世界トップレベルにある韓国人棋士を4勝1敗で破り、世界に衝撃を与えた。

 アルファ碁に対抗できる囲碁ソフトを目指し、東京大学などと「Deep-」の開発を進めてきたドワンゴの川上量生会長は「今ならトッププロと互角に戦えるはず」と自信をみせた。

 全対局は、「ニコニコ生放送」で完全中継される。