コスト削減の秘策はヤギ!? 堤防の除草で 京都

除草のために放たれたヤギを見守るげん鬼保育園の園児ら=京都府福知山市大江町
除草のために放たれたヤギを見守るげん鬼保育園の園児ら=京都府福知山市大江町

 国土交通省福知山河川国道事務所は7日、京都府福知山市大江町関の宮川の堤防で、ヤギに草を食べさせる除草試験を始めた。河川の堤防は亀裂や斜面の崩れなどの異常を見つけるために定期的な除草が必要で、同事務所はヤギによる除草でコスト削減を目指したいとしている。除草試験の期間は来月中旬まで。

 この日午前10時ごろ、ヤクシマヤギとミミナガヤギのヤギ2頭が現地に到着し、近くの市立げん鬼保育園の園児ら約110人に出迎えられた。ヤギはさくで囲まれた広さ約750平方メートルの草地に放たれ、さっそく草を食べていた。

 ヤギは国が福知山市動物園から借り、地元の住民らでつくる「大江まちづくり住民協議会」が試験期間中の世話をする。同協議会はヤギを活用した地域の活性化も目指しているという。

 堤防の除草は通常は専門の業者に委託し、年2回行っている。同事務所は「ヤギを使った堤防の除草試験は府内では初めてではないか」と話している。

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