沖縄反基地闘争ルポ

通行妨害、農地荒らし…反対派の不法行為に地元住民は怒り心頭だった 「農民イジメはもうやめて!」

 東村高江区に住む50代の女性公務員は移設工事には反対だが、「反対派の活動にはもっと困っている」と語る。

 女性の職場には隣接する名護市から通っている同僚もおり、反対派が道路をふさぐ影響で出勤に支障を来しているという。女性は「同僚の人は『反対派の人からにらまれて怖い』と話していた」とも明かした。

 ■踏み荒らされる農地

 訓練場敷地内への不法侵入も連日行われている。5日も約20人が訓練場内の歩行ルートに入り、地元紙の琉球新報6日付朝刊には「読者提供」として堂々と訓練場内の写真が掲載された。沖縄タイムスにも同様の写真が紙面を飾った。

 防衛省関係者によると、反対派が5日に不法侵入した際は、国頭村安波区の農場から入るルートを使ったとみられる。同地区では畑が踏み荒らされる被害が続出しており、約1週間前からは畑に設置されたフェンスにカギをかけるなどの対策を行っている。

 活動家の傍若無人ぶりに地元住民の怒りは爆発寸前だ。そもそも東、国頭両村は村長が移設工事を容認しており、反対派の活動が地元を無視していると受け止められている。安波区の比嘉俊夫区長(68)はこう怒りをぶちまけた。

 「どこのウマの骨か分からん人が勝手に『地域の人のため』とかいってやってる。国が強引に工事を進めているのは、地元が賛成しているからですよ」

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