さよなら「ヤマト1」「疾風」… ミナト神戸のシンボルの近未来船、8日に撤去

さよなら「ヤマト1」「疾風」… ミナト神戸のシンボルの近未来船、8日に撤去
さよなら「ヤマト1」「疾風」… ミナト神戸のシンボルの近未来船、8日に撤去
その他の写真を見る (1/2枚)

 ミナト神戸のシンボルとして、阪神大震災後の約20年間にわたり親しまれてきた近未来船2隻が8日、神戸市中央区のメリケンパークでその役割に終止符を打つ。当時の最先端技術を駆使して建造されたが実用化されず、屋外展示されてきた。来年の神戸開港150年に向けたパークのリニューアル工事に伴い、撤去される。

 撤去されるのは、超電導電磁推進船「ヤマト1」と超高速船「疾風(はやて)」。ヤマト1は平成8年から、疾風は翌9年から、メリケンパークの神戸海洋博物館前に展示されてきた。

 ヤマト1は全長約30メートルで、三菱重工業神戸造船所が手がけたスクリューのない実験船。4年6月、神戸港沖で超電導磁石が生み出す磁場を利用した海上航行に世界で初めて成功したが、実用化には至らず、市が無償で譲り受けた。

 疾風は全長約17メートルで、水中翼の揚力で船体を浮かせて最大速力約41ノットで航行できる超高速の実験船。川崎重工業など造船会社5社が共同開発し、6年に同社神戸工場が完成させたものの需要がなく、8年に市が100万円で買い取った。

会員限定記事会員サービス詳細