台湾がICPO総会に出席できず 「オブザーバー」参加拒否され

 【台北=田中靖人】台湾の外交部(外務省に相当)は5日午前、国際刑事警察機構(ICPO)が7〜10日にインドネシアで開催する年次総会に申請していた出席が認められなかったとして、「遺憾と不満」を表明する声明を発表した。

 台湾当局は「一つの中国」原則に基づく名称変更を迫られたことをから1984年、ICPOを脱退。今年の年次総会は脱退後、初めてオブザーバーとしての出席を申請しており、米国が参加支持を表明するなどしていた。

 声明は「犯罪の取り締まりに国境はない」としているほか、台北市で2017年に開催するユニバーシアード競技大会の安全確保のため、ICPOとの協力が必要だと訴えた。