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象牙に続き、中国がアフリカで「ロバ」爆買い…密輸組織まで!? 絶滅の危機と顰蹙(ひんしゅく)買う理由とは

 しかし、個体数の減少に歯止めがかからず、中国ではロバを海外から爆買いすることに決めたのですが、主要な輸入先として目を付けたのがアフリカ諸国でした。

 近年、中国はアフリカ諸国とビジネス面で深い関係を築いています。

 2013年11月18日付の香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP、電子版)は、インフラ整備などの名目で中国からアフリカ諸国への投資が2025年までに1兆ドル(約100兆円)になるだろうという中国輸出入銀行のアナリストの予測を引用。

 さらに「これからの20年、中国の多くの巨大企業にとって、アフリカ諸国は単一かつ最も重要なビジネスの相手先になるだろう」というこのアナリストの発言とともに、こうした中国による巨額の投資を背景に、アフリカ諸国の農業の市場規模が今後20年で、いまの2800億ドル(約29兆2100億円)から8800億ドル(約91兆8000億円)に急増し、次の時代の世界の穀倉地帯に成長する可能性があるという別の金融関係の専門家の見方を報じています。

中国100兆円で札束ビンタ…アフリカ諸国「ロバ爆喰い、絶滅する!」

 そうしたわけで、中国では今後、いろんな意味で深い関係を築くことになるアフリカ諸国でロバの爆買いを始めたのですが、何かにつけて限度を知らない中国人だけに、アフリカ諸国では非難轟々(ごうごう)。

 ついに8月、西アフリカのブルキナファソが、これに続いて9月には同じ西アフリカのニジェールが、ともにロバの輸出を禁止すると発表したのです。

 ブルキナファソでは今年の第1四半期(1月~3月)だけで1万8000頭のロバが中国に輸出されたといい、その数は前の年の同じ期より1000頭も多かったといいます。

 ブルキナファソの公衆衛生部門の責任者アダマ・マイガ氏はフランス通信(AFP)に対し、国内に生息するロバは約140万匹とみられるが、その母数に対し、余りにもロバが輸出され過ぎているうえ、輸出先のほとんどは中国であると明かし、中国の横暴を許しておくと国内のロバが激減してしまうとの懸念を表明しました。

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