エンタメよもやま話

象牙に続き、中国がアフリカで「ロバ」爆買い…密輸組織まで!? 絶滅の危機と顰蹙(ひんしゅく)買う理由とは

 さて、今週ご紹介するエンターテインメントは、久々となる動物ネタでございます。

 本コラムでは、今年の5月10日付で「年300万匹犬喰い韓国『苦しめて殺した方が美味!』 残虐文化に欧米が激怒、救出騒ぎ」といった原稿で、韓国や中国のトンデモ食文化ぶりを何度もご紹介しましたが、今回の本コラムもその続きのようなものです。もっと早くご紹介したかったのですが、いろいろと先にご紹介したいお話があり、遅れてしまいました。

 8月29日付の米CNNや翌30日付の英紙インディペンデント(いずれも電子版)などが報じていますが、中国が自分たちの極めて勝手な都合によって、ロバをアフリカ諸国で爆買いし、世界中から大ひんしゅくを買っているのです。というわけで今週の本コラムは、このロバ騒動についてご紹介いたします。

2500年前から“爆喰い”…中国のモラルなさ、世界が唖然・激怒

 中国では古くから、ロバの皮を水で加熱・抽出したゼラチンが「阿膠(あきょう)」という生薬として売られています。この「阿膠」、中国では、血液の循環を活発にし、貧血や風邪、不眠症に効くといわれ、美容にも良いとされています(コラーゲン効果?)。

 約2500年前に書かれた中国最古の医学書「五十二病方」にも記載があるという立派過ぎる生薬で、この時代から大変高価な貴重品として珍重されてきました。ところが昨今、中国の東部の山東省東阿県といった主要なロバの産地で、ロバの個体数が激減しているのです。

 理由は簡単。農家の間でロバの代わりに農機具やトラックを使って畑を耕したり、収穫した穀物を運搬したりといった近代化が急速に進み、ロバを飼う農家が急減しているからです。

 中国当局の統計調査によると、ここ20年でロバの数は1100万頭から600万頭へと、ほぼ半減しているといい、いまも毎年30万頭ずつ、その数を減らしているといいます。

 それでも「阿膠」の需要は根強く、ロバ自体の個体数の激減によって「阿膠」の値段もどんどん高騰。今年1月28日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、牛や豚、馬の皮のゼラチンを混ぜた粗悪品も大量に出回る騒動も起きており、代表的なロバの産地である山東省東阿県では、自分たちのところで作った「阿膠」について、DNA証明書を付けるなど、粗悪品対策に追われています。