住宅街から100メートルでクマ出没…猟友会ら捜索も見つからず

 3日午前11時55分ごろ、兵庫県姫路市菅生台の県道脇の山をクマがうろついているのを近くに住む男性(68)が目撃し、110番した。兵庫県内ではクマの出没が相次ぎ、宍粟市では10月にかまれた男性が重傷を負ったが、姫路市によると市内での目撃は珍しいという。

 県警姫路署によると、クマは体長約1メートル。現場は住宅街から100メートルほどで、近くには県立大姫路工学キャンパスもある。

 通報を受け、署員や地元猟友会のメンバーらが周辺を午後5時ごろまで捜索したが、クマは見つからなかった。姫路署はパトカーで巡回して住民に注意を呼びかけた。

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