スー・チー氏、良好な対中関係「さらに良くしたい」 「真の民主化ではない」と憲法改正にも意欲

 来日中のミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は4日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、中国との関係について「(現状は)極めて良好で、さらに良くなってほしい」と述べ、今後も関係改善を進める考えを示した。現行の憲法が軍に特権的地位を与えており、「真に民主的ではない」として改正に意欲をみせた。

 スー・チー氏は8月、東南アジア諸国連合(ASEAN)域外で初の外遊先として中国を訪問。会見では「敵対的な国を作りたくない。日本とも他の国々とも友好関係を持ちたい」と言及しつつ、対中関係強化への意欲もにじませた。

 現行憲法のもとで一定の民主化が進んだとしながらも、「ようやく真の民主化が始まったばかりだ」と述べ、現政権での改正を「懸命に努力してやり遂げたい」と強調した。(塩原永久)

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