欅坂46衣装問題、所属会社と秋元康氏が謝罪 「認識不足」「監督不行き届き」

「GirlsAward2016AUTUMN/WINTER」でパフォーマンスを披露する欅坂46=10月8日、国立代々木競技場第一体育館(撮影・蔵賢斗)
「GirlsAward2016AUTUMN/WINTER」でパフォーマンスを披露する欅坂46=10月8日、国立代々木競技場第一体育館(撮影・蔵賢斗)

 アイドルグループ「欅坂(けやきざか)46」がコンサートで着用した衣装がナチス・ドイツの軍服と酷似しているとしてインターネット上などで批判を集めたことを受け、所属レコード会社の親会社「ソニー・ミュージックエンタテインメント」とプロデューサーの秋元康氏が1日、声明を発表して謝罪した。

 同社は公式ホームページで「私どもの認識不足により、衣装の色やその他を含む全体のデザインが、そのようなイメージを想起させる部分があり、ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。コンサートで着用した衣装は「今後一切着用いたしません」とした。また、秋元氏もグループの公式サイトで「監督不行き届きで大変申し訳ない」と謝罪した。

 欅坂46は10月22日に横浜アリーナで行われた「PERFECT HALLOWEEN 2016」で、黒い帽子や黒いマントを着用しパフォーマンスを行った。その様子が公式ブログにアップされたところ、「ナチス・ドイツの軍服を思わせる」としてネット上で批判する声が上がり、英紙でも報道された。

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