【鹿間孝一のなにわ逍遙】「2度目の大阪万博」構想にワクワクしないのはなぜなのか(1/3ページ) - 産経ニュース

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鹿間孝一のなにわ逍遙

「2度目の大阪万博」構想にワクワクしないのはなぜなのか

 「もうかりまっか?」

 「ぼちぼちでんな」

 大阪以外の人たちが、大阪弁というと、まず思い浮かべるのが、このやりとりである。

 「ぼちぼちでんな」のほかに、「あきまへん」や「へえ、きばってまっせ」と返ってくることもあるが、本当に景気がいいのか、悪いのかはわかりにくい。腹の探り合いが大阪商人のしたたかさである。

 そろそろこんな声が聞こえてもいいと思うのだが。

 「万博って、もうかりまっか?」

「夢よもう一度」高まる期待

 2025年の大阪万博が現実味を帯びてきた。

 「東京が2度目の五輪を開催するなら、大阪も2度目の万博を」

 松井一郎大阪府知事が言い出した時は、挫折した大阪都構想に代わるアドバルーンかと思っていたが、政府も20年の東京五輪・パラリンピック後の経済活性化策として前向きに検討を始めた。

 先日、「人類の健康・長寿への挑戦」をテーマに、大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催する-などの基本構想が発表された。誘致が正式決定すれば、博覧会国際事務局(BIE)に立候補を届け出る予定だ。