春高バレー秋田大会

男子・雄物川、女子・由利V

 「春の高校バレー」として行われる第69回全日本バレーボール高校選手権大会の出場権をかけた秋田県の予選会は30日、秋田市のCNAアリーナ★あきたで男女の決勝が行われ、男子は雄物川が秋田工を倒して22年連続22度目、女子は由利が秋田和洋女を破って2年連続27度目の全国切符を手にした。山形県の予選会は同日、山形市の市総合スポーツセンターで男女の決勝が行われ、男子は山形中央が日大山形を下して2年連続16度目、女子は米沢中央が上山明新館を退けて2年ぶり7度目の全国大会出場を決めた。全国大会は来年1月4日、東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する。

 ◇男子

 雄物川が「横綱相撲」で秋田工を下し、22連覇を果たした。

 雄物川は第3セット、マッチポイントで、身長186センチのエースで主将の早坂宇朗(3年)が強打を炸裂させ、優勝を決めた。

 「試合開始直後はスパイクが本調子ではなかったが、リベロにフォームを指摘され、1セット目の途中から打点を高くして打つように修正した」と早坂主将は仲間に感謝した。

 181センチのセンター斎藤伊織(3年)らを中心にしたブロックも機能した。斎藤は第2セット、4連続サービスエースを決めたほか速攻を次々と繰り出し、チームを勢いづけた。

 宇佐美大輔監督はサーブで相手守備を崩し、単調となる攻撃をブロックする戦術を選手に指示。策は的中し、「選手のサーブとブロックへの意識付けはしっかりとできていた」と宇佐美監督は手応えを口にした。

 前回の春高は初戦敗退。悔しさを味わった早坂主将は「サーブとブロックを鍛え、初戦突破を目標に頑張る」と意欲をみなぎらせた。

 ◇女子

 由利は持ち前のコンビバレーを発揮して秋田和洋女を下し、2年連続で春高切符をつかんだ。

 由利は第1セット、相手に一時リードを許す展開となったが、身長175センチのエース吉野優理(2年)の強打で流れを引き寄せ、梶原悠希と高橋芽衣の両2年生センターの攻撃などで突き放した。

 「リードされても勝てる力はある」と菅原清監督は教え子たちの成長を認めながらも、「全国大会では、あっという間に相手に流れを持っていかれる。強い気持ちで試合に臨んでほしい」と注文を付けた。

 第2セットも吉野が強打を次々と決め、3回連続でサービスエースを決めるなど大暴れ。パワフルなジャンプサーブを繰り出した吉野は「大会の3週間前から新たに練習に取り入れてきた。決勝で成果が出て良かった」と話し、「春高に向け精度を高めたい」と意気込んだ。セッターで主将の小松泉穂(3年)は「春高では一戦一戦を懸命に戦い、ベスト8以上を目指す」と目標を掲げた。

                   ◇

 ▽男子決勝

 雄物川 3 25-10 0 秋田工

       25-14

       25-13

 ▽女子決勝

 由利  3 25-18 0 秋田和洋女

       25-13

       25-11

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