高樹沙耶容疑者逮捕

元麻薬Gメンが語る高樹沙耶容疑者完落ちまでのシナリオ 宿泊した客も捜査対象になる可能性

 元関東信越厚生局麻薬取締部捜査第一課長で、1980年に来日した元ビートルズのポール・マッカートニーを、大麻取締法違反(所持)で現行犯逮捕したことで知られる小林潔氏は「これまで宿に泊まった客も捜査の対象になってくる可能性もある」と指摘。「高樹容疑者らに売る意志がなかったとしても、客が大麻があることを知っていてほしがったとすれば、話は違ってくる」(小林氏)という。

尿検査で反応出なくても、毛髪に成分残る

 容疑を否認しているという高樹容疑者について、前出の高濱氏は完落ちまでのシナリオをこう説明する。

 「尿検査で反応が出なかったとしても、大麻の成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)は髪の毛に残っている。吸引パイプについた唾液をDNA鑑定し、指紋を調査するなど、証拠を固めた上で、本人を追及していく構えだ」

 大麻解禁論を唱えるのは高樹容疑者だけではない。小林氏は「個人の気持ちを表明すること自体は表現の自由」とした上でこう強調する。「大麻で検挙される者は後を絶たない。『悪いものだ』といくら言ってもやる人間は、覚醒剤にも手を出す恐れが高い。大麻を禁じた現状の法律を変える必要は絶対にない」

 捜査の進展が待たれる。