もともと山城容疑者は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を妨害するため、移設先となる米軍キャンプ・シュワブのゲート前での活動を主導していた。今年7月、防衛省が北部訓練場のヘリパッド移設工事を再開させて以降、東村に活動拠点を移し、妨害活動のリーダーとなった。
山城容疑者はヘリパッド移設工事現場への立ち入りを禁じるフェンスの上に張られた有刺鉄線を切ったとして器物損壊容疑で逮捕された。その後、防衛省職員に暴行を加え、打撲など約2週間のけがを負わせたとして傷害などの疑いで再逮捕された。
山城容疑者は「非暴力」を掲げてきたが、実態はかけ離れている。