豊洲問題

「盛り土せず」8人に責任 現職副知事ら関与、東京都が11月1日に公表

 調査では22年11月から23年10月にかけて、盛り土をしない方針が固まったと認定。当時の部長以上の責任ある立場として、市場長経験者だった岡田至氏(退職)、現副知事の中西充氏、ナンバー2の管理部長だった現五輪・パラリンピック準備局長の塩見清仁氏ら計8人を特定した。

 小池氏はこの結果に基づき、23年10月以降も盛り土問題を放置してきた幹部も含めて懲戒などの処分を行うとみられる。

 前回の報告書では、中央卸売市場の技術部門内部でモニタリング空間の整備の可能性について検討するなどしていた時期とする20年から、施設の実施設計が完了した25年2月までに、「盛り土をしない方針が段階的に決まった」と結論付けていた。

 一方、小池氏はこの日の会見で、豊洲市場への移転を判断する時期については、「環境や安全性に関する数値が出切っていない」と指摘。「どこがポイントなのかご意見を伺い、環境影響評価(アセスメント)をするのかも含めて提言を頂きたい」と述べ、有識者による専門家会議の議論を見守る考えを改めて示した。