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≪ボッチャのルール≫
■目標球にいかに近づけられるか競う/「地上のカーリング」ソウルから採用
語源は球を投げたり、転がしたりする意味のイタリア語。バドミントンコートとほぼ同じ広さのコート内で赤と青の2つのサイドが1エンドあたり6球ずつを投じ、目標球(ジャックボール)と呼ばれる白い球にいかに近づけられるかを争う競技で、「地上のカーリング」とも呼ばれる。
相手より目標球に近い球の数だけ点数が入り、相手側と等距離の場合は双方が得点する。個人とペア、チーム(3人)があり、個人とペアは4エンド、チームは6エンドの合計点で勝敗を決める。
パラリンピックでは1988年ソウル大会から正式競技。障害の程度などで4クラスに分かれ、足で蹴ることや介助者による補助、滑り台のようなランプ(投球補助具)の使用が認められているクラスもある。