新聞配達員死亡事故 被告に懲役12年求刑 「危険性高く悪質」 栃木

 今年1月、新聞配達中のバイクに無免許、飲酒運転で追突し、配達員を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)と道交法違反(無免許)の罪で起訴された小山市、配管工、松沢壮哉被告(20)の裁判員裁判論告求刑公判が27日、宇都宮地裁(佐藤基裁判長)で開かれ、検察側は懲役12年を求刑した。判決は11月2日。

 検察側は「無免許かつ規制の6倍以上のアルコールを検出するなど、危険性の高い運転行為で同種事案の中でも悪質」と指摘。弁護側は「飲酒運転や無免許運転に常習性や計画性はなく、被告は十分に反省している」と懲役3年相当が妥当と主張した。

 松沢被告は「被害者とご遺族に多大なる苦しみ、悲しみを与えてしまい、誠に申し訳ございませんでした。反省の人生を歩んでいきます」と涙ながらに話した。起訴状によると、今年1月18日午前1時10分ごろ、小山市城北の県道で、無免許で乗用車を飲酒運転し、産経新聞配達員、佐藤清さん=当時(50)=のバイクに追突、転倒させて死亡させたとしている。

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